子犬に人工呼吸


生まれた子犬はほんとに可愛い。

これは繁殖者の特権だと思う。

こんなに小さい子犬(といってもほとんど芋虫のような状態)を実際に見ることはなかなかできないのだ。

当然目もあいてなくて、もぞもぞ動くのだ。

この頃は親犬が子犬を下敷きにして死んでしまったりする事がよくあるらしいから、注意していた。

いちこは夜、マーベリーの産室の横に布団を持っていき、そこで寝ている。

しかも何時間かおきに起きて頭数を数えてチェックしているので、ほとんど熟睡していない。

人間やればできるもので、どこでもすぐ寝ることから瞬間接着剤という異名を持っているいちこがそんな事ができるとは子犬の威力は恐ろしい。

しかし、そんな注意をしているときに事件が起きた。

ここからはいちこの記録による

「6月29日銀行と買い物に出かけて12時頃帰宅、すぐに子犬の数を数えるひい、ふう、みい、よう、1頭足りない。

あわててマーベリーを起こすと下敷きにしている。

一番小さい女の子だ。

あわてて抱き上げたけど、顔がへしゃがっていて、息もしていないように見えた。

死んでる!とっさに人工呼吸をした。

心臓マッサージをして口から息を吹き込む。何回か繰り返した。

どうしよう。何回かの時に「グェ」と言った。

成功か?何が何かわからんけど、とにかく動いた。やったー。

仮死状態だったのかどうかはわからないが元気になったのは確かだ。

良かった。

本当に死んじゃうかと思った。

小さいし、オッパイを吸う力も弱々しい。

気をつけてオッパイにつけてやる。

昨日より140g増えたから悪くはない。

明らかにひらめちゃんタイプやわ」と書いてある。

ひらめちゃんとは我が家で飼っていた猫で一番体の小さい弱い子である。

この頃、所ジョージの丸ごとテレビをよく見ていて、その中のアメリカの番組レスキュー911で人工呼吸の話が良く出ていたので、とっさにしたらしい。

うーん、人間、何事も経験なのだ。

マーベリーはいい母親になると思っていたわしらの期待を見事に裏切り、元来ののんびり屋というか物事に動じない性格が悪い方に出たという感じだった。

こやつの場合、何が起ころうが「あーん」とあくびをしているのだ。

大物ちゃー大物なんだけど。

子犬を自分の下に敷いて、子犬が「キャンキャン」泣いても知らん顔で、

「踏んでるがなー」というと「ヘっそう」と言う顔で見るだけなのだ。

子犬を育てるのは大変なのだ。


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