ラブラドールについて講義を受けた


オーナーは「玄関のドアノブにリードをくくりつけて下さい」とロマンチックとはほど遠い場所なのだ。仕方あるまい。

マーベリーとベイリーが初夜を勤しんでいる間、わしらはオーナーから犬について講義を受けた。

実はここのオーナーはかなりのお偉い人で協会の理事などをしているのだ。

ショードッグの世界はイギリスのクラフト展とアメリカのウエストミンスター展に二分されるらしい。

イギリスのクラフト展はとにかく伝統、何はなくても伝統を重んじるらしい。

だから犬も昔のままの姿が良いとされ、ショー化というかプロ化を嫌うので、その辺のおばちゃんがオーナーで買い物帰りのような格好で自らがハンドラーとしてショーに出るらしい。

一方、アメリカのウエストミンスター展はとにかく派手である。

犬は改良に改良を重ねて現在のもっとも良い姿を作り出しているらしい。

完全にプロ化、ショー化している。

犬のオーナーとは別にショーにだけ出て生活しているプロのハンドラーがいて、ハンドラーの腕の差で勝敗が決まるらしいのだ。

このハンドラーはとにかく凄い衣装で出てくる。

見るのはあくまで犬であってハンドラーではないのだ。

それなのにそこまでしなくてもというくらいに派手である。

で、日本はアメリカよりでJKCもアメリカ系の犬が勝つという。

ラブについてもいろいろ教えて頂いた。

鼻が短く詰まっていてストップはほどよく、肩幅が広く、胸が出ている、背中は真っ直ぐで、足は湾曲しているのがいいらしい。

それを聞いてハーと感心した。

講義も終わり、マーベリーを見に行ったら、初夜も無事(?)終わった。

ではではではとオーナーに挨拶してマーベリーを車に乗せた。

帰りに街道で見つけた三年味噌という店に入った。

自家製味噌と自家製醤油を売っていた。

昔は各家庭で味噌を造ったらしい。

で、もって自分ところの味噌が何と言っても一番美味しいとみんなが思っているところから手前味噌という言葉ができたという。

そこで味噌と醤油を買って帰った。

値段は思っていたよりも安かった。

といっても市販されているものよりはかなり高価ではあるが倍もしなかった。

家について市販品の醤油と買って帰った醤油とをなめて比べてみたら全然味が違うのだ。

市販品は舌にピリピリとくるが三年味噌醤油はまろやかでほのかな甘みがあるのだった。


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